コーティング代金を無駄にしているかも…

当店で使用しているカーシャンプーたちこんにちは今回の洗車ブログは
 
「カーコーティングの施工依頼をする」際に大事な「洗車方法」と「考え方」です

[カーコーティングとは?]
皆さんは「カーコーティング=洗車しなくていい」と思っていませんか?
まず「カーコーティング≠洗車しなくていい」と覚えて下さい。
今回は、その理由となぜ「カーコーティング=洗車しなくていい」と思っている人が多いのか?
ということを解説していきます。

[洗車をしなければいけない理由]
まずカーコーティングの特徴と性能を理解することが大切です。
カーコーティングは塗装の上に膜を形成し塗装面を
[汚れからや微細に付いてしまうキズから守りさらにその膜によりボディーのツヤに深みや光沢をもたらす]
というのが開発・使用の目的です。
(基本的には世界にあるどんなカーコーティングでもこれに該当します。)

ここで大事なのは「汚れから守る」という性能です。
勝手に「汚れが落ちる」では無いことを念頭に置いてください。
そこで「定期的な洗車」が大切ということになります。
例えばコーティング施工車両に「鳥フン」が付着した場合、付着した「鳥フン」の除去はコーティングの性能により非常に簡単になります。
ですがその「鳥フン」を除去せずに放置した場合に起こる事は、コーティングの劣化を早めてしまう事になります。
細かい話をすると「鳥フン」は尿酸などを含む酸性汚れに分類され放置による乾燥などでpHが高い方へと変化していきます。
イメージ通り「酸性」というのは化学反応により劣化・腐食を引き起こします。
「対酸性のコーティング」であってもそれはあくまで「定期的な洗車」をしている場合に備わっている性能であり酸性pHの強い汚れを放置した場合には性能適応外となってしまいます。

冒頭でも話した通り、塗装を「汚れから守ってくれる」性能は持ち合わせていますが、いかなるコーティングも勝手に「汚れが落ちる」という性能は持ち合わせていません。
そこで「定期的な洗車」が大切になってきます。

なぜ[カーコーティング=洗車しなくていい]と思っている人が多いのか??

極端に結論から言うと「情報不足」です。
これは車両オーナーにも該当しますがコーティングの説明する人にも該当します。

例えばディーラーの営業の方の話を聞いて「コーティングしてみよう!」となる方や
コーティングの広告を見て「いいな、話だけでも聞きに行こうかな」と思いコーティングをする方が大半だと思います。
実際に「どんなコーティングなんでしょうか?」と言う話になると
「汚れがつきにくくなります」
「ツヤが増しキレイな状態が続きます!」
「リセール(中古車買取価格)が良くなることもありますよ」
と説明されるでしょう。
ここで納得してしまっては「情報不足」です。
実際どの職種も一緒だと思いますが「商品の良い所」を押し出していきたいですよね。
先ほどの説明ではカーコーティングの良い所だけを抜粋し、お客さんに選んでもらえるように申し上げましたが、それ以上にデメリットを追加で説明してくる営業さんはそう多くはないでしょう。
なぜなら、先ほどの説明で「納得してくれたら」後は代金のお支払いをしていただき、施工後お車をお客様にお返しすればミッションはコンプリートです。
では以下の説明なら果たして「コーティングをやりたい!」と納得できるでしょうか?
先ほどの説明に各文章に少しだけ言葉を付け加えます。

「汚れがつきにくくなります、(付着した汚れは早めに除去してください)」
「ツヤが増しキレイな状態が続きます!(定期的な洗車をすれば!)」
「リセール(中古車買取価格)が良くなることもありますよ、(上記の2つをちゃんとやれば)」

いや!なんの為にコーティングすんねん!と思った人。
そもそも、その固定概念を変えましょう。
メリットとデメリットを一緒にお伝えすると結果的にこのような回答になります。
まあ中には営業さん自身が本当にメリットしか知らない場合もありますが…

ではメリットだけ該当する場合があるのか?
結論、あります。
ですがこれは地方では難しいと思います。

1.晴れている日以外に車に乗らない
2.完全ガレージ保管である(お出かけの際の駐車も屋根有必須)
3.もし万が一付着物があった場合早めに除去できる環境
どこの金持ちだよ!と私も思いました。

そう、実質的にはコーティングだけでキレイが続くなんて不可能なんです。
雨の日にも乗れるから車なんです。
ガレージを建てなくてもいいから好きな車を買おうって思えるんです。
車に乗る度に汚れをチェックしなくてもいいからお出かけしたくなるんです。

しかしメリットを最大限活かす方法があります。
それが「定期的な洗車」をすることです。
汚れが付いたら早めにに除去しなくても、ガレージを建てなくても、雨の日に乗っても、
1週間に1度もしくは2週間に1度と環境に合わせてスパンを決めればそれで良いんです。
そしてコーティングの弱点である「水」をしっかり拭き上げればなお良い。
細かい説明は、また別で投稿させてもらいますが、ガラスコーティングは水シミが付きやすいという弱点を持っています。
実際にメリットだけが抜粋された、皆さんも知っていそうな大きな広告の一例があります。
「雨で汚れが落ちる!」
見たことありませんか??

実際その広告を出しているお店のコーティングを施工されたお車を洗車することは、多々ありますが
ごめんなさい。汚れは「高圧洗浄」を当てても落ちないです。
ですがこの広告が詐欺ということではありません。

実際に直近で付いたであろう「軽度な汚れ」は高圧洗浄のみで滑るように飛んでいきます。
なので確認はしていませんが「雨で(軽度な)汚れが落ちる!」事もきっとあると思います。

汚れといっても「どのような」は述べていないのでギリセーフですよね。
ですがどなたにも正しくコーティングの性能や特徴が伝わるように広告を出すなら

・雨で“軽い汚れ”は落ちやすくなります。しかし雨にはミネラル(無機物)が含まれ、

・乾くと水シミの原因になります。ガラス系コーティングは無機同士が結合しやすいため、

・水シミは付きやすい性質があります。したがってコーティングを長持ちさせるには、

・定期的な洗車と早めの汚れ除去が必須です。この習慣が守られて初めて、

・公称の耐久年数が実現します。
が全て伝わる広告になります。

けして安くはないコーティング代金を無駄にしない為にも
ポジティブな情報だけを受け入れるのではなく
オーナー様の元へお車がある時にどのような環境でどのようなカーライフを送っていくのか?
ネガティブな情報も受け入れてカーコーティングという技術を役立てて頂けたら幸いです。